interview for
ふるさと川島未来協議会 共同代表
飯島 健一さん
■ 家族構成を教えて下さい。
妻と19歳の長女、18歳の長男、16歳の次女、14歳の次男です。
■ 今回のインタビューで唯一の川島出身ですが、都会へ出たいと思われたことはないのですか?
ないよ!!(キッパリ)高校生の時、家を建て直すことになって、両親から「将来(健一さんが)出て行くなら平屋だし、ここにいるなら二世帯住宅を建てるけど」って言われて、都会は嫌い、住む所じゃないと思っていたから、即答で「ここにいたい、ずっといたい」って。
■大人になってから感じる川島の魅力は何ですか?
水と空気が美味しい!山を見ると安心する!!
川島は皆が家族か友達みたいで、おじーもおばーも関係なく皆でワイワイ話せるんだよね。俺はサービス業だけど、川島の人は会社に俺を指名して電話かけてくるんだよ。
そういうのが嬉しいし、色々やってあげたくなるんだよね。
■今の川島を見てどう思いますか?
高齢化を感じない。
腰の曲がったじーばーにパワーがあって、田畑もやって、凄いスピードでキノコ採る為に山登っちゃうんだぜ。若者の方が弱いんじゃないか、って思う。若者が少ないっていうのは感じるよ。俺は昔からの川島が好きで、今の川島が好きだから、発展も衰退もして欲しくない。
■移住者が増えていることをどう思いますか?
移住者が増えるのは良いことだよ。
だって川島を好きになってくれた人でしょ。
川島が好きな人ばかりって、良いことじゃん。
■平成24年度と28年度に川島小学校のPTA会長をされていますね。
全ては子供のため。
24年度に川島小学校を特認校にする為に動いたんです。
町内の保育園を回って、川島小学校の良さをお話させてもらいました。
特認校に指定されたのは25年度です。
28年度はね、当時のPTA会長が直々に頭を下げてこられて、
「川島小学校を救って下さい。」ってお願いされちゃって...。
頼りにされると、やりたくなっちゃうんだよね(笑)。
辰野町の中に、<辰野町立 小・中学校あり方検討委員会>っていうのも発足して、いろんな立場の人が集められて、
小規模校じゃ団体行動ができない、とか切磋琢磨ができない、とか授業が成り立たないとか言うんだよ。
だから学校を見学してもらったの。
そしたらね、皆が
「凄い所だね。」って。
授業成り立ってるじゃん!
団体行動出来てるじゃん!
って。
笑顔で帰って行かれたんだよね。
■今、飯島さんがやりたいことは何ですか?
川島が盛り上がることをやりたいんだよね。
講演会みたいなことじゃなくて、お祭り。
皆が楽しめて、川島の人が盛り上がって、外からも人が来たくなるお祭りを見つけたいんだよね。
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飯島さんのお話を聞いていると、本当に川島が好きで、ここにずっといたい!!っていう思いが強くて、だから頼まれると嬉しくなって頑張れちゃうし、自分の子供の為じゃなくても、川島の子供の為に頑張るパワーを出せるんだろうな、と思いました。